麦らんがんの製造風景です!

麦らくがん

お節句も終わり、ひと段落した『御菓子司 せきね』です。写真は本店と道の駅きたかわべでも販売している麦らくがんです。

麦らくがんというお菓子は、お砂糖ともち米の粉である『みじんこ』と大麦を炒って挽いた粉の『麦こうせん』を合わせて木型でうち抜いたものです。…といっても粉を合わせただけではしっかりとした形に固まらないので『しとり』と呼ばれる水飴を溶いた水をつなぎとして加えます。しかししとりは多すぎると固くなりすぎて口溶けが悪くなってしまうし、少なすぎると固まらない💦

ちゃんと計量すればいいのにと言われそうですが当日の湿度や、粉や砂糖に含まれる水分によって変動があるため微調整が必要となります。職人のうでの見せどころですね!

『御菓子司 せきね』ではひとつひとつ丁寧に木型を使って手打ちすることでより一層口どけよく仕立てています。飽きのこない昔ながらの素朴なお菓子なので、これからの季節は美味しい冷茶などと一緒にいかがでしょうか。

同じ麦こうせんを使った焼き菓子『麦ふうせん』も麦の風味豊かに仕上げていますのでこちらもよろしくお願いします。それではまた(^^)/

 

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